施工事例
エアコンの暖房の効きが悪いようなんよ・・?(安芸区中野)
こんにちは、バーバラです。
ここ最近の気温・・20℃近く春並みの暖かさになったと思えば・・・
0℃を下回るような巌冬・・バーバラの体はくちゃくちゃ状態です・・・・が
歯を食いしばってかけずりまわっているんです。
先日、日ごろからお世話になっているお客様より、
「この前の-4℃とかなった日、エアコンの暖房かけとっても、なかなか部屋が
ぬく~ならんかったんよ・・」
「その日以外はあんまり気にならんのんじゃがね」
とのご相談をいただきました。
訪問させていただき、詳しく聞くと・・
「エアコンの吹き出し口から冷たい風がチョロチョロでとったような・・・・」
私がこのエアコンをお取り付けしてまだ4年・・・・機器故障としては早すぎる・・・
まず、エアコンの暖房及び冷房が効かない・・・場合
その① フィルタ-づまりによる風量不足
フィルタ-のホコリづまりを確認したところ、とてもきれいな状態でした。
(聞けば、2週間に一度は掃除をされているそうです。すばらしい!)
次に・・
②室外機のファンの風の確認
運転中に室外機のファンから出てくる風の温度の確認をします。
☆暖房運転時は・・・・・・室外機のファンから出る風は、冷たい風!
ちなみに
☆冷房運転時は・・・・・・室外機のファンから出る風は、暖かい風!
なんです。
手を当てて確認してみたところ、ちゃんと冷たい風がビュ-ビュ-吹いて
ました。
ここまでは異常が見られない・・・
③室内機の吹き出し温度の測定
専用温度計にて吹き出し温度を測定してみました。
吹き出し温度の目安は・・
もともとの部屋の空気(例えば10℃)をエアコン上部から吸い込んで
吐き出し温度は吸い込み温度+8℃以上の(10℃+8℃=18℃以上)吹き出し
温度があれば正常範囲です。
測定時で吹き出し温度、最高で44.8℃まで測定できました。
異常なしです。
④ガス圧(冷媒ガス)の検査
室内機と室外機は、配管によってつながっており、運転中つねに
ガスが循環して暖房・冷房運転を行います。
その冷媒ガスが何らかの原因にてガスが漏れ機器内のガス不足がおこると
暖房の効きが悪くなります。
ゲ-ジにて測定したところ、ちゃんと規定量のガス量(1.2Kpa)があり
これも異常なし・・・・
原因って・・・いったい・・・・なに??って途方に暮れていたところ・・
お客様が・・・
「そういえば・・冷たい風がチョロチョロ出てた時、室内機の運転ランプ(橙色)
が点滅しよったで・・・」
なるほど!!
もしや!霜取り運転!!
霜取り運転とは、とても寒い外気温度が0℃以下の時の暖房運転時、キンキンに
冷え切った室外機を温めるために、暖房運転中でも暖房をいったんストップ
して5分~10分程度熱源を室外機送ります。これが霜取り運転なんです。(その
際運転ランプは点滅しているが、霜取りが終われば点灯になる。)
0℃以下の寒い日はこれを繰り返しながら暖房運転するんです。
電気のエアコンの宿命なんです。
この旨を説明させていただきました。
「今年はもうそんな寒い日はないじゃろう・・・原因がわかってよかったで」
「もう、新しいエアコン交換か・・・と思うとったわい((笑))」
今回は機器の故障ではなかったのですが、もしみなさんのご自宅の
エアコンの効きが悪いかな?となった時・・
お客様でもできることは・・
①室内機のフィルタ-掃除
②室外機のファンの風の温度(暖房なら冷たい風 冷房なら暖かい風)
③霜取り運転中の確認
それでも効きが悪い場合は、いつでもバーバラにご相談くださいな(笑)
トミナガニュース
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